


9月7日~12日にかけて、名西・師勝・西春の各支部で昇級試験を行いました。
黒帯以上の昇段試験は、誠心会拳法の各支部が集まり、4名の試験官で審査を行います。
一方、昇級試験は各道場で支部長が審査をするので、名西・師勝・西春支部では私が全員の試験を見ています。
昇級試験は年4回。週1回練習の生徒だと、基本的には半年に一度の受験になります。
そして試験前には、毎回かなりプレッシャーをかけます。
「緊張してモジモジしていたら合格させない」
「緊張していても堂々とできる人が合格だから」
と、あえて言います。
もちろん、子どもたちは緊張します。
緊張を、
自信に変える
でも、その緊張する状況をこちらから作って、その中で大きな声を出し、相手を見て、思い切って最後までやり切る。
そして合格した時に、
「ほら、あれだけ緊張していたのにできたじゃん」
「君はプレッシャーに強い人間だね」
と伝えます。
私はこれをとても大事にしています。
「自分は緊張に弱い」
「人前ではできない」
と思うより、
「自分は緊張してもできる」
「自分はプレッシャーに強い」
と思っていた方がいい。
実際にプレッシャーのかかる試験をやり切っているので、根拠のない自信ではありません。
その経験を言葉にして、
「自分はできる人間なんだ」と
本人に自覚させる。
ある意味、そう思い込ませることが大事だと思っています。

堂々とするための
4つのこと
そのため、試験前には「堂々とするための4つ」を必ず伝えています。
- 大きな声を出すこと気合、挨拶、返事をしっかりする。
- モジモジせず相手を見ること先生に話しかけられたら、下を向かずしっかり相手を見る。
- 自分の言葉で伝えること分からなければ「分かりません」、間違えたら「もう一度やらせてください」、考える時間が必要なら「少し考えさせてください」でいい。
- 思い切ってやること間違えても、失敗しても怒りません。失敗を怖がって小さくやるより、思い切ってやる方がいい。
もちろん試験なので、技術面もしっかり見ています。
特に下の級では、技術だけでなく「堂々とできたか」という部分も大切にしています。
そして級が上がれば、技術面の基準も厳しくなります。
特に1~3級は、中学生でも簡単ではなく、小学生で合格できれば本当によく頑張ったと思える内容です。
できるまで、
また挑戦する
何度か不合格になることもあります。
でも、一度不合格になったら終わりではありません。
できなかったところを練習して、また挑戦する。
何度も挑戦して、最後に合格する。
そこから学べることもたくさんあります。
ですので、お子さんがなかなか合格できない時も、
「なんで合格できないの?」
ではなく、
「合格できるまで頑張れ!」
と言ってもらえたらと思います。
拳法で身につけてほしい
心の強さ
拳法で身につけてほしいのは、突きや蹴りの強さだけではありません。
プレッシャーがかかっても堂々とできること。
失敗しても、もう一度挑戦できること。
そして「自分はできる」と思えること。
そんな心の強さも、
拳法の練習や試験を通じて
身につけてもらいたい。
そう思っています。