そんなこんなで、支部を新設して練習をスタートさせましたが、やっぱりそんな甘いものではなく…。
新設当初、幼年部には生徒は集まってくれましたが、少年部・一般部は0人の教室もありました。
誰もいない静かな施設で、一人ポツンと待つ日々……。
先代会長からは「誰か来るかもしれないから、1人で練習してろ」と言われてましたが、2時間も一人で練習はできない…。
結局、後半は一人寂しく「体操座り」。
「自分、何やってるんだろう……」と不安になることもありました。
演歌と詩吟に挟まれた、カオスな教室
コミュニティセンターをお借りして練習していたころ。
やっと生徒が増えてきたと思ったら、今度は「音」の問題。
もともと隣の部屋で「詩吟」をやっており、それに輪をかけ反対側の部屋で「カラオケ教室」がスタート。
壁越しに響き渡る演歌と、魂の叫びのような詩吟。
そのド真ん中に挟まれながら、私たちは気合を入れて突きの練習……。
まさに、カオス。
今思えば、演歌や詩吟の方々も、あの気合の中でよく練習されていたなと思います。
生徒が鼻歌で演歌を歌うようになりました。
それでも、何とか軌道に乗ったと思ったら、今度は施設が借りられなくなり、急いで代替えの場所を探したり…。
そんな時に上小田井カルチャーセンターの大家さんに助けていただき、名西支部ができました。
他にも、ここには書ききれないほど、いろいろあった…。
この時代に手伝いに来てくれた、”現”会長、山村先生、浅井先生、黒川先生、歴代の指導員をしてくれたみんな。
そして、いま現役で指導員として支えてくれてる、たか、しゅうと、れんと、ゆうと。
皆さんがいてくれたから今の私があり、道場があります。
本当にありがとうございます。
喜びと達成感
そんなバタバタの中で徐々に“自分の生徒が増えていく”…これが達成感があって。
何より生徒たちが楽しそうに練習する姿、成長していく姿を見るのが嬉しくて。
教室を続けられるよう。
練習環境を整えられるよう。
少しでも良い練習ができるようにと。
ただただ、必死に走り続けてたら、気づけば、あっという間の25年でした。